ミラーレス機の新たな到達点、オリンパスのOM-D E-M1 MarkII

オリンパスから同社のミラーレス一眼の新フラッグシップモデル、OM-D E-M1 MarkIIが登場しています。

従来のミラーレス一眼の弱点は「動きモノに弱い」でしたが、このモデルはその弱点をほぼ完全に解消できた、画期的とも言えるカメラに仕上がっています。

今回は一部のカタログ性能ではプロ用デジタル一眼レフをも超える、オリンパスのOM-D E-M1 MarkIIを取り上げます。

スペック

まずはスペックから。

OM-D E-M1 MarkIIはマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼です。

イメージセンサーには約2,000万画素の新型センサーを採用しています。

このセンサーはセンサー上に121点の距離測定用の位相差検出画素を持っています。全点がクロス測距に対応し、画面の8割をカバーできる非常に広いエリアでのピント合わせが出来ます。

イメージセンサー上に測距用センサーがあるので露光中も距離の検出が出来るため、原理的には「動体予測」のオートフォーカス動作が必要なくなるはずです。

AFアルゴリズムも改善されていて被写体の色々な動きへの追従性がアップしているとのことです。

驚異的なのは連写性能で、電子シャッター使用時にはAF/AE連動でも毎秒18コマもの高速連写が可能です。

フォーカス、露出固定ならばフル画素で毎秒60コマの連写も出来ます。

メカシャッター使用時でもAF/AE連動で毎秒10コマ、AF/AE固定で毎秒15コマ連写が出来るようになっています。

手振れ補正機能は、レンズ側の光学式手振れ補正とボディー内のイメージセンサーシフト式の補正を組み合わせて働かせることで、最大6.5段分の補正効果の得られる「5軸シンクロ手ブレ補正」を搭載しました。

また、オリンパス独自の「画素ずらし」による実解像力の向上を狙った「ハイレゾショット」ももちろん搭載。

EVFも高解像度でかつ表示遅延を6msに抑え、表示のフレームレートも120fpsに高めることで、見え味の良い表示を実現しています。

これらの積み上げで、一眼レフに迫る動きモノ対応の強さを実現しています。

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バッファ容量も大きく

高速連写が可能でもそれが一瞬で途切れてしまってはあまり意味がありません。その点もOM-D E-M1 MarkIIは抜かりがないスペックになっています。

バッファ容量が十分に確保されていて、毎秒18コマの連写時にも、RAW形式の記録を行なっても77コマまでの連写が可能です。

また、ストレージには高速なUHS-II規格対応のSDカードが利用できるようになっていて、バッファフルからのリカバリも高速になっています。

ただ、せっかくのSDダブルスロットなのに、UHS-II対応が片方のスロットのみと言うのはちょっと残念な仕様です。

メカシャッター使用時のタイムラグも短縮

OM-D E-M1 MarkIIでは、メカシャッター使用時のタイムラグも先代の機種から短縮し30msを実現。この部分も他社のプロ機を超える水準を達成しています。

また、電子シャッター使用時に問題になる「ローリングシャッター歪み」も、センサーの動作速度を高速化することで大幅に低減しています。

EVFの見え味を体感できるプロモーションが欲しいところ

あちこちのメディアのレビューなどを見てもOM-D E-M1 MarkIIのEVFの見え味は非常に高い評価がついています。ただ、あまり具体的な表現は見受けられません。

このため実際にどんな見え味になるのかは、ユーザーそれぞれが実機で体験するしかないような状態です。

このあたりをうまくユーザーが体感できるようなプロモーションがあれば、もっとこの機種の動きモノへの強さを強くアピールできるように思います。

大都会に住んでいる人であれば、大きな家電量販店に行けば必ず実動デモ機があるはずですから実際の感触を確かめられますが、地方在住のユーザーだとそんな体験をすることはそうそう出来ませんから。

ただ、パソコンの画面はごく一部のゲームを意識した機種を除き、液晶表示のコマ数が毎秒60コマですし、ネット動画などは毎秒30コマでも滑らかな方になる程度のものです。

ですので、実際にネットを使ったプロモーションなどはちょっと難しいのかもしれません。

それでも何らかの方法でユーザーが今のEVFの良さを感じられれば、ミラーレス一眼に対するイメージも大きく変わっていきそうなのですが。

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