パナソニック、ミラーレス一眼ハイエンドを更新LUMIX GH5登場

パナソニックは同社のミラーレス一眼のハイエンド機種、GHシリーズを更新しました。より性能を高めたGH5を発売しています。

今回はパナソニックの新ハイエンド機、GH5を取り上げます。

GHシリーズの不思議

パナソニックのGHシリーズのカメラは静止画撮影機能もかなり性能が高いカメラですが、パナソニックの販売戦略の関係か、もう一つユーザーへの静止画カメラとしての訴求力がうまく出ていない感じもあります。

そのあたりはGHシリーズのカメラの性格付けの関係もあるかもしれません。

このカメラのメーカーのうたい文句が「ハイエンド・ハイブリットミラーレス」で、静止画と動画、両方の撮影で高い性能を発揮するカメラ、というスタンスで販売を行なっています。

カメラの内容的にも、他のデジタル一眼レフやミラーレス一眼よりも、かなり動画寄りのカメラに仕上がっている印象です。

ボディーの堅牢さや防塵・防滴・耐寒性能を考えても、ある程度プロユースにも耐える作りのカメラですが、静止画側の性能でプロがこのカメラを選択するお話はあまり聞きません。

ただ、高い動画性能を買って、ボケの使える「ビデオカメラ」としてGHシリーズを使うユーザは多そうです。

このあたりのメーカーのスタンスもこのカメラの一般の評価に影響を与えている部分かもしれません。

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スペック

イメージセンサーは新開発の約2,030万画素のものを搭載。

他のミラーレス一眼がAF速度を求めてセンサー上に距離検出用の位相差画素を配するのに対し、パナソニックでは一貫してAFに位相差画素を使いません。そのポリシーの徹底ぶりには感心します。

また、コントラスト検出を基本に置きながら他社のミラーレス一眼に全く見劣りのないAF速度を実現する、同社の「空間認識AF」の技術も素晴らしいものがあります。

静止画撮影機能ではパナソニックお得意の4Kフォトに加え、1,800万画素で毎秒30コマ連写を可能にする「6Kフォト」が新たに加えられています。

通常の連写性能はAF固定で毎秒12コマ、AF追従でも毎秒9コマ連写が可能と、こちらも十分な性能があります。

動画撮影機能も非常に強く、ミラーレス一眼としては初めての4K60Pでの動画記録に対応。さらにレンズ交換式のデジタルカメラでは初めてとなる、10bitカラーサンプリングの色情報の豊富な4K動画の30P記録に対応しています。

記録メディアはSDカードのダブルスロットですが、どちらのスロットも高速規格のUHS-IIに対応していて手抜きがありません。こちらは静止画よりも、長時間の4K動画撮影を意識したスペックでしょう。

EVFはより解像度を高めた369万画素の有機ELパネルを採用。パソコン的に表現すると、1,280 x 960ドットに相当する高解像度のものです。

背面液晶には、明るい屋外での視認性に優れたRGB+W画素構成の162万画素のパネルを搭載していて、バリアングル式の液晶モニターになっています。

手振れ補正機能を強化する方式として、レンズ側の光学式手振れ補正の仕組みとボディー内のイメージセンサーシフト式の手振れ補正を連動させるのが今のカメラのトレンドとなりつつありますが、GH5でもこの方式を採用しています。

5軸の手振れに対応可能な「Dual I.S.2」を搭載します。

高性能なレンズもマイクロフォーサーズの強み

マイクロフォーサーズ規格は規格自体が新しいもののため、販売されているレンズ全て設計が新しい製品ばかりです。その分、最新の光学設計手法が適用できて、非常に高性能なレンズが多いのが特徴です。

また、パナソニックのレンズだけではなく、オリンパスのレンズもそのまま利用可能なメリットもあります。

1社だけでは、まだまだ一眼レフ大手のレンズラインアップには及びませんが、オリンパス、パナソニックの両方の高性能レンズが使えることで、レンズラインアップの薄さの弱点もかなり薄れてきています。

デジカメ市場自体の減速や、ミラーレス一眼に本気になったキヤノンの影響などもあり、競争が大変になっているミラーレス一眼市場ですが、パナソニックがまた存在感を示せるか、その試金石の一つになるカメラかもしれません。

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