カメラデジタル化とは完全に逆行なれど、なくならないチェキフィルム

世の中のカメラはすっかりデジタル化が進みきったイメージがありますが、そんなメインストリームとは完全に逆行するような、アナログチックなカメラにも実は人気が集まっています。

そういったジャンルの一つが「インスタントカメラ」です。

特に富士フイルムの「チェキ」シリーズのフィルムパックを使用するカメラが、かなりの人気を博しているようです。

今回はこの辺りの状況を取り上げてみます。

定期的に新機種の出続けるチェキシリーズ

「Instax」の名前でも知られるチェキシリーズのインスタントカメラですが、常に一定の人気があり、今でも新機種が定期的に発売され続けています。

先日は遂に撮影機能部分がデジタル化した、スクエアフォーマットの機種が登場して話題になりました。

今でも通常のチェキシリーズには8機種もカメラ本体が販売され続けています。

デジタルカメラで追求されるタイプの画質とは、ある意味正反対の、どこかレトロチックな写りに注目が集まっている部分もあるかもしれません。

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「あの」ライカからもチェキフィルムを使うカメラ、ゾフォートが

高級カメラメーカーのあのライカも、チェキフィルムを使うインスタントカメラを製造・販売しています。

インスタントカメラとしてはかなり高価な部類ですが、でもライカのカメラとしては一番手頃に入手できる機種かもしれません。

ゾフォートの製品名で販売が行なわれていて、3万円ちょっとのプライスタグが付いています。

クラウドファンディングでレトロさを極めたような機種も

かつての折りたたみ式の蛇腹カメラをそのまま現代によみがえらせたような、とてもユニークなカメラがクラウドファンディングで資金集めを行なって、一部で話題となりました。

ボディーなどの材料に再生紙を多用するなど、とてもユニークなフィーチャーのカメラですが、このカメラもフィルムパックにチェキのものを使うようになっていて、実は実用性の面でも十分に高いところをうまく使う製品になっています。

今のチェキの人気ならば、フィルムパックがまだまだこの先も長く供給され続けることが確実ですからね。

とてもうまい戦略だと思います。

また、元々チェキのフィルムパック自体さほど鮮鋭度が高くなく、インスタントフィルムという性格上、色再現も今のデジタルカメラに比べるとかなり劣ります。

そこがまた写真の「味」を出しているわけですが、そういった部分を考えると、カメラのレンズなどを無用に高性能にする必要がありません。

そのあたりもうまくカメラ作りに利用する形で、安価にカメラ本体をまとめているところも上手な戦略です。

「一品もの」感が人気の理由の一つ?

インスタント写真が人気となる理由の一つは、ほぼ完全にそのプリントは「一品もの」になるという事実、感覚かもしれません。

元々写真は元となるフィルムは一つだけでプリントで複製こそ作れますが、この「一品もの」感がどこかにあるシステムでした。

それはデジタル写真では、完全なコピーがいくらでも作れるようになった関係で、すっかり薄れてなくなってしまっていますね。インスタント写真がもてはやされる理由の一つは、この部分にあるのではないかと思います。

「オリジナル」の1枚だけの作品を手にできる、その感覚が重要なのだと思います。

また、撮った写真を簡単にその場で相手に渡せる、その手軽さも受けているのでしょう。

デジタルカメラでも写真データの受け渡しは、要領さえ分かってしまえば簡単にできますが、その一手間が大きな障害になるユーザーもいるのだと思います。

いつまでも使われ続けるインスタント写真、デジタルの鮮明な写りだけではなく、どこか懐かしさの漂う写真に戻ってみるのも別の写真の楽しみ方になるかもしれませんね。

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