カスペルスキーセキュリティのFree版登場

少し前に発表がありセキュリティソフト界隈で話題になったのが、カスペルスキーが同社のセキュリティソフトのFree版を投入する、と言うニュースでした。

それ自体さほど新しい内容ではないのですが、話題を呼んだのはFree版でも広告の表示を一切行なわない、という部分だったと思います。

そんなビジネスモデルで本当にペイできるのか?そこを気にした人が多かったのでしょう。

ですが今のセキュリティソフトならばFree版にも十分な意味があります。そのあたりの事情も含め、今回はカスペルスキーセキュリティのFree版を取り上げてご紹介します。

基本機能はきちんと動く

Free版のカスペルスキーセキュリティのダッシュボードを見ると、出来ることはだいたい理解できます。

ホーム画面にある6つのボタンのうち4つがロックされている形で、一見するとかなり大きな機能制限を受けているように見えます。

ですが実際にロックされている機能は最近追加されたオプション機能といっていいものばかりになっています。

詳細な設定画面を見てみると分かるように、

セキュリティソフトの基本機能である、ファイルのリアルタイムスキャン(File Anti-Virus)や、Webのリンク先の安全性確認(Web Anti-Virus)、インスタントメッセンジャーに書かれているURLの安全性確認(IM Anti-Virus)、メールのスキャン(Mail Anti-Virus)が有効になっており、セキュリティソフトとして十分に役に立つことが分かります。

ウィルスのパターンファイルの自動更新もしっかりと提供されていて、セキュリティソフト本来のコア機能はきちんと働くような作りになっています。

ただし、表示は英語表記のみで日本語へのローカライズは行なわれていません。そのあたりではしっかりとコスト面の考慮も行なわれているようです。

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なぜ元が取れる?

最新のカスペルスキーの基本的なセキュリティ機能を無償で提供しつつ広告表示無し、といったモデルで何故元を取れるか、ちょっと不思議な気もする方もいらっしゃるかもしれません。

ですがカスペルスキー社は慈善事業でこのエディションを無償提供している訳ではありません。

既にFall Creators Updateに向けてスタート。最新Win10IP版の状況

今の各社のセキュリティソフトは、ソフトをインストールしたパソコン自体が新しいウィルスやマルウェアの検出器・プローブとして働くように出来ています。

「クラウド」のキーワードがセキュリティソフトでうたわれ始めたあたりからこのような利用のされ方をしていると思います。

ユーザーのパソコンで検出された怪しい動きをするプログラムの情報をセキュリティソフト会社に集め、新種や変種のウィルス、マルウェアの検出速度と効率を上げるための取り組みですね。

この効率を上げるには、ソフトをインストールしてもらうパソコンの台数を増やすのがもっとも効果の高いやり方です。

ですので、カスペルスキー社では無償版をできるだけ多くのPCに導入してもらい、数の力で新しいウィルスへの対応力を上げようとしているのだと思います。

Windows Defenderの代替ソフトとしても

カスペルスキーセキュリティの確かなウィルス対応力と、誤検出の少なさは定評があるところです。

App Storeにマルウェア感染アプリが混入

その基本機能全てを無償で利用できる訳ですから、カスペルスキーセキュリティのFree版は導入を検討するに値するソフトだと言えます。

コア機能以外の追加機能、Webトラッキングのブロック機能や、ネットバンキング保護などが必要なユーザーは製品版を、と言うことになると思います。

また、Windows 10などで標準搭載のセキュリティソフト、Windows Defenderを使っているユーザーにも、乗り換え先として有力な候補の一つになるでしょう。

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