ネオ一眼の現時点での究極?サイバーショットRX10 IV登場

もう半ば死語となった言葉ではありますが、一眼レフスタイルのカタチに高倍率ズームレンズを一体化したカメラをネオ一眼などと呼んでいました。別名ブリッジカメラ、などと呼ばれたこともありますね。

今ではそのジャンルのカメラはかなり数を減らしていますが、小さなイメージセンサーを搭載した機種では、ズーム倍率を競うような機種が市場に投入され続けています。

また、同じようなタイプでもより高画質を目指したカメラも開発されています。そんな機種の一つがソニーのサイバーショットRX10シリーズです。

初代と2代目は開放F値が2.8固定の明るい7倍ズームレンズを搭載。3代目から開放F値は少し暗くなるものの、ズーム比が25倍に及ぶ超高倍率ズームレンズを搭載してきました。

4代目は3代目とほぼ同じ筐体、同じレンズを搭載しつつ、イメージセンサーと映像エンジンを一新して撮影性能を一気に引き上げてきました。

今回はサイバーショットRX10シリーズの最新作、RX10 IVを取り上げます。

オールマイティ

RX10シリーズの性格を一言で表すならばこうなると思います、「オールマイティ」。

この機種一台だけでほとんど全ての被写体に対応できるカメラです。

ズームレンズのカバーする範囲は35mmフルサイズ換算で24-600mm。広角スナップに便利なところから、野鳥撮影の入り口までこのカメラだけでカバー可能なレンジを持ちます。

さらにRX10 IVではイメージセンサー上に位相差画素を配置して、ファストハイブリッドAFによりAF速度と追従性の向上を図ってきました。

従来機種でも十分に速いAFが実現されていましたが、さらに高速化を図ったカタチです。

これにより、かなりの範囲の動きモノ撮影にも対応可能なカメラになりました。

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積層型センサーにより歪みの少ない電子シャッターも

RX10 IVに使われているイメージセンサーは、先行してRX100シリーズで使われたものだと思われます。

イメージセンサーからの読み出しを高速化することで、ローリングシャッター歪みを極限まで小さくした高速電子シャッターが利用できます。

また、センサーからの読み出し速度の高速化は高速連写にも活かされています。RX10 IVでは最大毎秒24コマの連写が可能になりました。

位相差画素は面積にして画面全体の65%をカバーするエリアに配置され、非常に自由度の高いAFが可能になります。

手振れ補正のアルゴリズムにも改良が加えられていて、望遠端でのフレーミングのためのパン操作と手ぶれの切り分けがより進化しました。

これにより、微妙なフレーミングを手ぶれと勘違いしたカメラの動作によるフレーミングの行ないにくさが解消されたとされています。

定評ある画質

RX10 IVにもソニーの1型センサー搭載カメラの定評ある画質は引き継がれています。

スマートフォンや小型センサーを搭載するコンパクトデジカメとは、数段異なる画質の写真が撮影可能です。

望遠側を使えば大きくぼかした撮影も出来ますし、標準域などでは「ほどほどにボケる」1型センサーの特長を活かして、ブツ撮りやテーブルフォトなどにも便利に活用できるでしょう。

ただ、何もかもを出来るようにと色々なものを欲張った分、ネオ一眼タイプのコンパクトデジカメとしてはかなり大柄な本体になっています。

対応できる範囲を考えると十分にコンパクトと言えるサイズと重量ですが、気軽にスナップに出かけられるボリュームではないと思います。

機種選択の際には、一応、実機でサイズと重さを確認した方が良いタイプのカメラでしょう。

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