Canonデジタルカメラ関連の新製品を一挙12機種発表

日本のカメラ関連のエキスポ、CP+の開催が迫ってきました。

各メーカーともこのお祭りに会わせて新製品の発表を行うことが多いので、カメラファンには嬉しい季節になります。

最近CanonはCP+の時期を外した形での新製品発表を行うことが増えていたのですが、今年はここにばっちりターゲットを合わせてきたようです。

コンパクトデジタルカメラから35mmフルサイズ機まで、史上最多、なんと一気に12機種を投入してきました。

また新型のレンズも1本。さらに開発中の高級コンパクトデジタルカメラの参考出品を行うと発表しています。

  • EOS 5Ds/5Ds R

以前からAPS-Cセンサー採用のEOS 70D、EOS 7D MarkIIに搭載されているイメージセンサーの画素ピッチと同じピッチで、35mmフルサイズセンサーを作ると約5000万画素のセンサーが出来ることは分かっており、その関係から噂レベルでCanonが空白となっている35mmフルサイズの高画素機に、5000万画素クラスのカメラを投入してくるのではないか?と言われていました。

それがまさかの、噂通りの形で製品化されることになりました。

EOS 5Dsはローパスフィルターあり、5Ds Rは、ニコンのD800Eのように、ローパスフィルターの効き目をキャンセルした光学素子を搭載している機種です。

映像エンジンには最新のDIGIC6を2基搭載して約5000万画素の高画素機ながら、秒約5コマの連写を実現しています。

またAFシステムやファインダーはEOS 5D MarkIIIからのキャリーオーバーと思われるものを採用。61点のAFセンサーを高密度に配置したAFや視野率100%の光学ファインダーが利用できます。

EOS 7D MarkIIで採用した、ミラーを直接モーター駆動とするメカを採用して、ミラー動作の際の震動を抑える工夫をしてきました。

画素数を見ると脅威の5000万画素、となりますが、画素ピッチから見るとEOS 70Dと同等です。このためEOS 70Dで使用して性能の問題がないレンズは、EOS 5Dsでも十分な描写性能を持ったレンズとして使用可能なはずです。

Canonは地道に設計の古いレンズを更新する商品開発を行ってきましたので、主立ったレンズではこのカメラに対応できる性能になった、と判断したことがこのカメラリリースの理由の一つになったのだと思います。

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EOS 8000D、Kiss X8i

EOS 8000DはKissシリーズとEOS 70Dの間を狙ったデジタルカメラです。イメージセンサーには新開発でEOSのAPS-Cセンサーを採用したデジタルカメラでは最多画素数となる、約2420万画素のCMOSセンサーを採用。

AFセンサーにはEOS 70D譲りの19点のオールクロスAFフレームを持つものを採用。AEシステムは新開発の7560画素、RGB+IRセンサーを採用して一新されました。

ライブビュー時のオートフォーカスも高速化されています。またライブビューでの撮影でシャッターを切ったときに液晶モニター表示が消えないLV表示モードが採用されています。

操作系としてはサブ電子ダイヤルを搭載。上面には撮影情報を表示する液晶パネルが搭載されています。連写速度は最大約5コマ/秒となります。

EOS Kiss X8iは、基本機能はEOS8000Dと同等。
ですが、上面液晶やサブ電子ダイヤル、LVモードが省略されています。

  • EOS M3

Canonのミラーレスカメラ、EOS M、EOS M2は操作系もカメラの上級ユーザ層をあまり意識しない形で、コンパクトデジタルカメラに近い形になっていました。カメラのデザインもそうで、いわゆるカメラらしい、といわれるようなデザインではありませんでした。

それがこのカメラでは一新。実にカメラらしい形で操作系も、EOS MとPowerShotGシリーズのいいところ取りをしたようなインタフェースとなっています。

イメージセンサーはEOS 8000D、Kiss X8iと同じAPS-Cサイズで約2420万画素のもの。AFもイメージセンサーの更新にあわせて高速化されています。

操作系では独立した露出補正ダイヤルと、シャッターボタンの同軸に電子ダイヤルを搭載しています。液晶は上180度、下45度のチルトが可能なものになりました。

  • EF 11-24mm/F4 L USM

35mmフルサイズ用のズームレンズとしては世界最広角となるレンズです。レンズの構成、使っているガラス、コーティングなども徹底して性能にこだわった贅沢なものになっています。

対角線の画角では126度にも及ぶ、まさに超広角レンズとなります。

  • コンパクトデジタルカメラ

Canonは今回コンパクトデジタルカメラのジャンルにも8製品もの新製品を打ち出してきました。加えて、参考出品の形でさらにブラスαの1機種があります。

そのラインアップで見えてくるのは、どうやらCanonがコンパクトデジタルカメラの製品の再編を完了させたようだ、ということでしょうか。

今までIXYブランドのカメラの下に、さらにエントリー機種としてPowerShotブランドのカメラがありましたが、どうやらそちらのカメラは消滅し、コンパクトデジカメのエントリー側はIXYブランドでカバーするようです。

また、PowerShotブランドのカメラは、高倍率ズームや、いわゆる「旅カメラ」、大きなセンサーを使用する高画質機などのより付加価値の高い製品のみに使用するよう、完全に役割を分担させようとしているようです。

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