パソコン高速化の1つの選択肢。起動ドライブのSSD化

ここ数年で大きく流行を見せているパソコンのパーツの一つが「SSD」です。

インテルの提唱した「Ultrabook」というノートパソコンがこのパーツを必要とする規格になっていましたので、その点も普及を加速した感があります。

SSDとはどのようなものか、少しまとめてみます。

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SSDとは

SSDとは、Solid State Driveの略です。

機械的に稼働する部分を一切持たず、半導体だけで構成された記憶装置です。

情報を記憶しているのは、SDカードなどでも使われる「フラッシュメモリ」というチップです。

記憶されているデータを書き込んだり読み込んだりする際に、チップが電子的に反応する速度のレベルで処理が行われますので、データの読み出し/書き込みの際にどうしても機械部分の動作が伴うハードディスクよりも、はるかに高速で反応出来るところが最大の特徴となっています。

連続してデータを書き込む、読み出すといった動作でもハードディスクよりもずっと高速で動作しますが、もっとも性能が異なるのは、「ランダムアクセス」と言われる、飛び飛びに存在するデータを読み出す際の性能です。

以下の図表の左がSSD、右がHDDの転送速度を計測したものです。

4K、4K QD32とあるところが、ランダムアクセスの性能になりますが、SSDが圧倒的に高速なことが読み取れると思います。

CrystalDiskMarkSSD CrystalDiskMarkHDD

このランダムアクセスの性能が、OSやアプリケーションソフトの起動などの体感速度に繋がることが多くなっています。

HDDよりもはるかに高速でのOS起動

起動ドライブをハードディスクに設定している場合に比べ、SSDを起動ドライブにした場合には、最低でも数倍はパソコンの起動速度が速くなります。

また、アプリケーションの起動も高速になり、Photoshopなどと言った大規模なソフトも数秒で起動するようになったりします。

メーカー製のWindows8.1パソコンなど、起動時間に関してもしっかりと調整を行っているパソコンでは、電源を入れてから10秒待たずにOSのログイン画面が表示されます。

利用上の注意点

ただし現在のSSDには弱点もあります。

フラッシュメモリの特性上、大量に書き換えを行った場合には、フラッシュメモリのチップ自体が壊れてしまいます。

SSDの内部の仕組みで1箇所に書き換えが集中しないような方法をとってはいますが、それでも限界はあります。

このためSSDを長く利用したい場合には、出来るだけデータの書き換えを行わないような設定にすることが肝心です。

Windows7以降では気にする必要はありませんが、ディスクの自動デフラグの対象から外すのは定番中の定番の対策となっています。

また、ブラウザのキャッシュをSSD以外に移動するなどと言った工夫で、SSDの実使用上の寿命は延ばすことが可能です。

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