パソコンは家電にはなれない?

パソコンはここまで誰でもが特に工夫することなく準備されている機能を利用出来るようにと進化してきた流れがあります。言ってみれば、家電になろうとしてきた、というのがここまでの大きな流れとも言えます。

ですが、今のパソコンが家電と同じような機械になれたかというと、それはまだまだ疑問と言わざるを得ないと思います。

  • 家電っぽく振る舞うケースは増えた

確かに今のパソコンは使い勝手の面で以前とはかなり変わりました。

まだまだパソコンを利用する際にはパソコンならではの使い方、「作法」を要求するケースが多くはなっています。ですが、準備されている機能を普通に使うだけの場合、言ってみれば機能の表面だけをなぞるだけで用事が済むようなケースでは、比較的誰でもが割と気楽に利用出来るようになり、「家電的」な道具になってきていると思います。

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    少し凝ったことをしようとすると..

ですが一般的な使い途からちょっとそれて凝ったことをやろうとすると、とたんに使う人にそれなりの「使いこなし」を要求するのがパソコンでもあります。また、考え方によっては、そういった「使いこなし」が必要な使い途こそが、本来のパソコンらしい使い方とも考えることができます。

そういう観点では、とても難しい道具ですね、パソコンは。

使う人の工夫次第では、ものすごく幅広い範囲のことを処理出来る装置ですが、そのためにはそれなりの、場合によってはとても大きな工夫が必要になります。

ただこれも、パソコンに限ったことではないかもしれません。人間の作る道具というのは、そういう二面性をはらむものがそれなりに存在するようにも思います。

例えば自動車も、通常の生活の足として使う分には家電的にほとんどの人が普通に利用出来る道具になりますが、モータースポーツということで考えると、とたんに人間に高度な使いこなしを供給するモノに変わります。

自動車などは普通の人が当たり前に使える道具に進化しつつ、こだわる人には徹底的にこだわれる要素を残したまま進んできました。パソコンはこのあとどういう道をたどっていくのか、ちょっと面白そうな気がします。

  • 単能機も必要とされるのかも?

ただ、今のパソコンは高機能・高性能になりすぎてしまった感もあります。すべての人がここまでの性能や機能を求めているわけではないでしょう。

高機能すぎることが使いにくさに繋がってしまい、高性能すぎることは製品の値段に跳ね返ります。

最近の流行の一つである、タブレット端末や従来から比べると性能が低めの低価格パソコンの人気などは、今までパソコンを利用していた人のかなりの割合が、そこまでの性能や機能を必要としていなかった、ということの表れであるように思います。

今後は機能面でも性能面でもよりシンプルなパソコンも生まれてくるのかもしれません。場合によってはワープロ専用機の時代のように、「WORD専用機」とか「EXCEL専用機」などといった単能機にもニーズが生まれるかもしれません。

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