デジタルカメラのRAWデータからの画像調整の例

芝桜の写真の撮り方のコツとして、芝桜の色の出し方のお話を数日前の記事で書きました。

芝桜のピンクは、黄色みのかかっていないかなり鋭いピンクですので、らしさを出すためには写真の仕上がりも黄色くかぶらない色の仕上がりが理想です。

カメラのオートホワイトバランス任せで、微妙に黄色みがかってしまった写真の修正例をあげて、その辺りの修正方法などを少しまとめてみます。

  • オートホワイトバランスも完璧じゃない

今のデジタルカメラのオートホワイトバランスは非常に高性能で、カメラ任せのままでも、難しい光線の条件もかなり自然な仕上がりをします。

ただやはり100%完全というわけではなく、時々微妙にもうちょっとこうなった方が良かったのに、という仕上がりの写真は出て来ます。

画面の中に白以外の同じ色合いの絵柄が多く含まれる場合などには、オートホワイトバランスの結果が微妙にズレてくることがあるようです。こういった写真には人間が手を加えてやることで、より好ましいと思える写真の仕上がりを得ることも出来ます。

このような修正を行う際には、RAW形式での記録が可能なカメラであればRAWデータの形で写真を残しておくと、あとからの修正で写真の劣化を最低限に抑えることが出来ます。

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    芝桜の写真をAWBで撮影して、黄色みが出てしまった写真の修正例

以下の2枚の写真のうち、上がカメラのオートホワイトバランス任せで撮影した結果です。カメラの中でJPEGの画像を生成したものそのまままです。若干、黄色みがかっていて、芝桜の色の鋭さが鈍っているのと、青空の色のヌケが悪くなっています。

これに対してRAWデータから若干の修正を行って現像し直したのが下の写真です。

現像ソフトでホワイトバランスを色温度指定に変更して、色温度を5400Kと指定しました。また、コントラストと色の濃さを少し上げています。

IMG_1700IMG_1700_2

撮影に使ったカメラはCanonのEOS M、現像に使ったソフトは純正ソフトのDigital Photo Professional(DPP)です。

カメラやソフトのメーカーによって、修正のレシピは変わってくると思いますが、芝桜の色を再現するには、青空の青のヌケ具合が参考になるのではないかと思います。青空を真っ青に表現出来る色温度を設定出来れば、芝桜のピンクもほぼ再現出来ると思います。

Canonのデジタル一眼系のカメラで、ピクチャースタイルをスタンダードなどにした場合には、微妙に空の色などが暖色系に振れてヌケの悪くなることがあります。こういった場合には、色温度指定で現像し直すことで、記憶色に近い青空を再現出来ることが多くなっています。

  • 余談。ディスプレイのお話

ここからは余談ですが、上記の2枚の修正前、修正後の写真を見比べてみて差が分からない、という場合には、ディスプレイの色再現力が追いつけていないのかもしれません。

もしそういったディスプレイをお使いの方の中で、本格的に写真の編集に挑戦してみたいと思われている方がいらしたら、ディスプレイの更新を考えてみるのもありです。

デジタルカメラの写真の調整を行うためには、何よりもまず正確な色の再現の出来るディスプレイが必要不可欠です。

ディスプレイで見えている色がすべてのスタート地点ですから、そこがズレていると、写真の調整の結果がどうなるかはまったく予想出来なくなってしまいます。

色再現のしっかりしたディスプレイはどうしてもお値段も張りがちですが、本格的に写真とつきあうには必要経費と言えると思います。

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