4Kを飛び越えて5Kのパソコン用ディスプレイも登場

半年ほど前にDELLから27インチで5120 x 2880という、4Kテレビをも凌駕する解像度を持つディスプレイが発売されました。Appleでも液晶ディスプレイ一体型デスクトップで、やはり5K解像度を持つディスプレイを採用したモデルが登場しています。

そしてここにきて、また一つそれに追従するメーカが現れました。HPがかなり大胆な価格で27インチの5Kディスプレイを発売します。

5120 x 2880ドットの超高解像度

4Kディスプレイは3840 x 2160または、4096 x 2160の解像度を持ちます。これに対して5Kディスプレイはさらに上を行く、5120 x 2880という膨大な解像度になります。これは画素数に直すと1500万画素程度になります。

デジタル一眼レフなどでは2000万画素クラスが当たり前になっていますが、スマートフォンのカメラなどでは、1000万画素クラスのカメラを搭載する機種がかなりあります。

つまり、スマートフォンのカメラのフル解像度で撮影した画像を、いわゆる「ドット・バイ・ドット」表示で画像すべてを一度に見渡すことが出来る広さがある、ということになります。

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表示文字数としての情報量を増やすよりも、文字も美しさを追求の方向

HPの5Kディスプレイもパネルのサイズは27インチですので、パソコン用ディスプレイとしてはドット密度が猛烈に高くなります。ここまでのドット密度になると、一度に表示可能な文字数を増やす方向ではその情報量は使い切れなくなります。

Windowsであれば、フォントのスケーリングが100%のままだと、標準のフォントは豆粒のように小さくなり、何とか判別は可能でしょうが、そのまま使っていると目が非常に疲れることになると思います。

このためスマートフォンなどのように、解像度が多くなる分の情報量を、文字が美しく読みやすくなる方向に利用することになると思います。

写真の表示に関して言えば、デジタル一眼レフなどの高画素のデジタルカメラの画像も、あまり縮小することなく画像すべてを見渡すことが出来るようになり、画像の修正などの効率はかなり高くなると思います。

鑑賞の際には、ドット感をほとんど感じないとても稠密で美しい表示になるはずです。

導入にはかなり敷居が高い

ただし現在のパソコンを取り巻く環境では、まだまだ5Kディスプレイ導入は敷居が高くなっています。

4KディスプレイまではDisplayPortコネクタ1本の接続だけで毎秒60コマの表示が可能ですが、5KディスプレイではDisplayPortコネクタ2本を必要とします。さらに5K表示に対応出来るビデオカードがまだまだ限られています。

GeForceシリーズの最新のハイエンドモデルや、やはり最新のRADEONシリーズの最上位モデルにベータ版扱いのドライバを導入した状態ならば利用が可能なようではありますが、ディスプレイメーカー側が正式に対応をうたっているのはプロ用の高価なビデオカードのみです。
このようにまだまだこれからの製品ではありますが、利用出来る場合のメリットはとても大きく、この製品も少しずつ普及していくのだと思います。

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