パソコンのインターネット接続にも便利な無線LAN、きちんと暗号化の設定していますか?

無線LAN(Wi-Fi)機能はノートパソコンなどにも搭載され、邪魔なケーブルなしに電波の届く範囲内であればどこでも、インターネットに接続出来る便利な機能です。

ですが、正しい設定を行わないと自宅のインターネット回線にただ乗りされるばかりではなく、最悪のケースでは不正行為を行う輩の踏み台にされる可能性があることをご存知ですか?

このあたりの無線LANに関する基本的なセキュリティに関して少しまとめてみます。

不正利用で逮捕者も出ています

他人の無線LANにただ乗りしてインターネットバンキングで不正な送金操作を行ったとして、立件された容疑者も出ています。

既に不正アクセス禁止法違反で逮捕されていた容疑者ですが、台湾製の、電波法で決められた出力の9倍もの強度の電波を発する無線LAN機器を利用して、他人の無線LANにただ乗りした件でも再逮捕されました。

同様の無線LANの不正利用に関しては、総務省などからも注意勧告が行われています。

http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000192.html

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なぜ危険か

無線LANにただ乗りされることがなぜ危険なのでしょう?

ただ乗りされても一般的な使われ方であれば、自分がわざわざお金を払って引いた回線の帯域を勝手に使われる、というだけで、すごく不愉快ではありますがこれと言った危険がある訳でもありません。

個人情報が危険にさらされますが、その場合でも被害が及ぶのは自分だけに留まります。

ですが、ただ乗りされた上で不正利用、不法な行為をされると話は全く別です。不法な行為を働く人間が自分の足跡を消すのに使われてしまうのです。意図せず、不法行為を行う人間を幇助するような形になってしまいます。

自分の家のインターネット接続回線を踏み台にして、何者かがいろんなサイトへの攻撃を行う可能性もあるのです。

また、無線LANにただ乗りをされてただ乗りをした人間が不法行為を働いた場合、アクセスした先のサイトからは、不法行為を働いたIPアドレスはただ乗りを「された側」の回線に見えます。

パソコンの遠隔操作事件で最初に遠隔操作された側の人に容疑がかけられたように、無線LANのただ乗りをされてその上で不法行為が行われた場合にも、そのインターネット回線を引いている人がまず最初に疑われます

そういう事態になってしまったら、かなり面倒なことになるのはおわかりかと思います。

新しい方式でしっかり暗号化を

無線LAN機能つきのルータや無線LANアクセスポイントを利用している方は、しっかりと通信を暗号化する設定を行いましょう。自分で何かの設定をした覚えがない、という方は、必ず無線LANの親機となる機器の設定画面を開いてみて、通信の暗号化方式がどうなっているかを確認しましょう。

暗号化が行われてない、または古い暗号化方式であるWEP方式が使われていた、などといった場合には、即座に新しい暗号化方式である、WPAやWPA2方式に暗号化方式を切り換え/設定しましょう。

操作に慣れている方であれば数分、慣れていない方でも10分とか20分もあれば設定出来る内容です。

古い暗号化方式のWEP方式は、暗号を解読する装置やソフトウェアが出回っていて、一般的なパソコンからでも簡単に暗号を解読されてしまいます。今では暗号の意味を成さない危険な方式ですので、すぐに使用を取りやめて新しい、暗号化強度のはるかに高い方式に切り換えるようにしましょう。

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