未だ明らかにならない新CoreプロセッサSkylakeのアーキテクチャ

第6世代のCoreプロセッサ、コードネームSkylakeのCPUは、実はまだCPUの新アーキテクチャに関する詳しい発表がインテルから行われていません。ですが、すでに販売は開始され、各種メディアによるベンチマーク採取と公表が解禁されています。

マーケティング的な要素が先行するというちょっと不思議な状況になりました。

Skylakeの状況について少し見てみましょう。

世代的にはアーキテクチャ革新の世代

インテルではだいたい2年ごとに新しい世代のCoreプロセッサを発表しています。

非常に高性能・高機能で複雑になった現代的なプロセッサでは2年ではとても開発期間が足りないため、さすがのインテルも4年程度で1つの世代のCPUの設計・製造を行っています。

この4年で開発を行うチームを2つ平行して同時に走らせてその開発のタイミングを2年ずらすことで、2年ごとの新製品のリリースを実現しています。

今のインテルの開発のパターンは、CPUの世代2つごとに半導体製造のプロセスルールを1つ進めます。14nm世代であれば、第5世代Coreプロセッサと第6世代Coreプロセッサが、同じプロセスルールで製造されます。

プロセスルールを縮小する時には、CPUにはあまり大きな機能面での新要素を盛り込まず、
プロセスルールを進化させることにのみ注力します。これに対して、同じプロセスルールを使う2回目では、大幅な機能拡張を行うことが常になっています。

そういう意味では、今回のSkylakeこと、第6世代のCoreプロセッサでは、かなりの新要素が盛り込まれていると予想されるのです。ですが、その内容に関してはインテルからはほとんど言っていいほど情報が出ていません。

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eDRAMの適用を拡大?

すでに発売されている第6世代Coreプロセッサでも、明らかに第5世代のCoreプロセッサとは性能の出方に違いが出ているようで、間違いなく、CPUの性能に関わる部分でアーキテクチャに変更があることは確実になっています。基本的には、数%レベルではありますが、今までよりもさらにクロックあたり性能が向上しているようです。

すでにものすごいレベルでのクロックあたり性能を実現しているCoreプロセッサで、さらなる性能の上積み余地があったというところにも、それを実際に実現してしまったインテルにも驚きます。

そのほかにも統合GPUの性能が向上しているようです。さすがに、eDRAMを搭載した通称GT3e構成のGPUを持つ第5世代のCoreプロセッサには及びませんが。

また、わずかにインテルがリークしている情報からは、インテルがお得意としている、CPUのパッケージ上に高速のDRAMを一緒に組み込んでしまう、eDRAMの採用を拡大する方針があるようです。

従来は統合GPUの上位機種、GT3e搭載のCPUに128MBのものが乗っているだけでしたが、第6世代Coreプロセッサでは、64MB版のeDRAMも用意され、搭載されるCPUがかなり増えてくるようです。

またGPU自体もさらに大規模なGT4構成も用意される模様です。

こういった内容の正式発表も近そうですが、まだまだパソコンファンに楽しめる要素を提供してくれることになりそうです。

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