パソコン向けなどのSSDに新潮流が来る?インテルの3D XPoint

現在のSSDなどに搭載されている、従来型のフラッシュメモリを共同開発しているインテルとMicronでは、新種の不揮発メモリを開発したと大々的に発表を行っています。

新しいメモリのブランド名は3D XPoint(スリーディー クロスポイント)。まだメモリの具体的な構造などは明らかにされていませんが、相変化メモリではないか、との観測もあります。

もしかするとこの新メモリがストレージの世界にまた新しい流れを持ち込むかもしれません。

高速で高耐久、高密度

インテル/Micronの発表によれば3D XPointは、従来のフラッシュメモリであるNANDに比べて、1,000倍高速で、1,000倍の耐久性があり、DRAMの10倍の密度を実現できるとしています。

すでにこのメモリを利用したSSDが実際に形になっており、現地時間8月18日から20日にかけて行われた「Intel Developer Forum」での基調講演において、デモンストレーションが実行されました。

そのデモンストレーションでは、現在製品化されている中では最高速クラスのSSDである、Intelデータセンター向けSSD、DC P3700との比較で、リードのみであれば約7倍、リード/ライトの混在するテストでは約5倍の性能をすでに達成できているようです。

初期段階のサンプルでこれだけの性能が出せていることから、実際の製品での性能にも非常に期待が持てそうです。

スポンサーリンク
広告大

2016年には製品の投入も

この新フラッシュメモリ、3DXPointを採用したSSD製品は2016年には製品化が行われると発表が行われました。

さらに、この製品は、データセンターにあるサーバに向けた製品だけではなく、Ultrabookなど、一般向けのパソコンにも搭載可能な製品のリリースも念頭に置いているようです。

この新メモリの性能を生かし切れる基盤さえあれば、場合によってはHDDからSSDへのシフトで、Windowsの起動などが大幅に高速化されたようなブレイクスルーが、また一つ起きてくるのかもしれません。

また、こちらのメモリを用いたSSDが一般化し、価格面でも魅力が出てくれば、現在のNAND型のフラッシュメモリの寿命的問題で採用が難しかったジャンルでも、HDDからSSDへのシフトが始まるかもしれません。

CPUやGPUだけではなく、ストレージのジャンルでも目が離せない時期がまたやってきてくれるかもしれません。

スポンサーリンク
広告大
広告大
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です