デジタルカメラの世界で見直されつつあるマニュアルフォーカスレンズ

デジタル一眼レフでもミラーレス一眼でも、マニュアルフォーカスのレンズがなにげに元気です。

ツアイスなどの超有名ブランドレンズも各レンズ交換式カメラにマニュアルフォーカスの新型レンズを開発、発売しています。それ以外のメーカーもマニュアルフォーカスのレンズの新製品をいくつも発売し、それらが一定以上の評価を獲得してきています。

このあたりの動向を少し見てみましょう。

ツアイス

「世界最高の標準レンズ」といううたい文句を掲げて登場したOtus 55mm/F1.4レンズを始め、デジタル一眼レフだけではなく、ミラーレスカメラ用のマニュアルフォーカスレンズなども何本も製造、販売を行っています。

従来、フォクトレンダーが製造販売を行ってきた形だけではなく、ツアイス本社が乗り出してきています。力の入れようが見えてくるようです。

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フォクトレンダー

ライカのMマウントやLマウントなど、レンジファインダー用レンズを作り続けて根強い人気のあるフォクトレンダーもデジタル一眼レフ、ミラーレスカメラ用のマニュアルフォーカスレンズを出しています。

設計の古いフィルム用レンズとは異なり、しっかりとイメージセンサーの周辺部にも垂直に近い形で光が入射するよう設計を行ったレンズとなっているはずです。

プロミナー(KOWA)

高級双眼鏡やスポッティングスコープを出していたKOWAからも、マイクフォロフォーサーズマウント用のマニュアルフォーカスレンズが発売されています。

高級感あふれる金属鏡筒と非常に高い光学性能とで、人気を博しているようです。

同社が高級なスポッティングスコープなどのブランドとして使ってきた「プロミナー」の名を冠するあたりに、レンズに対する同社の自信を感じます。

ゆっくりと写真を撮るプロセスをも楽しむために

マニュアルフォーカスレンズの復権には、一つはミラーレスカメラの機能面が関係していると思われます。

常時ライブビューによりファインダー表示を行うミラーレスカメラでは、いつでもピント面を拡大表示することが可能ですから、マニュアルフォーカスでの厳密なピント合わせに適した機能を持っていると言うことが出来ます。

このため特にEVFを搭載するミラーレスカメラでは、マニュアルフォーカスレンズの利用が行いやすいという事情があります。

ですが、光学ファインダーを持つデジタル一眼レフでもマニュアルフォーカスレンズは元気です。

一度AF化の際にかなり失われた、光学ファインダーでのマニュアルフォーカスのやりやすさが、最近になってかなり改善されてきたというのもあると思います。

ですがより大きいのは、マニュアルフォーカスレンズでは、まずはピントを合わせるところから含め、写真を撮影するプロセス自体も楽しもうという、スローライフならぬ、スローフォト、というような写真の風潮が出てきている影響が少なからずあるように思います。

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