Windows 10スマホの目玉機能?携帯電話向けContinuumとは

Continuum

スマートフォン版Windows 10である、Windows 10 Mobileの目玉機能の一つと目されているのが「携帯電話向けContinuum」、今まではContinuum for Phonesなどと称されてきた機能です。

この機能がどういうもので、どういったことが出来るのか、現時点での実用性は?など、携帯電話向けContinuumを巡る現時点でのお話をまとめてみます。

スマートフォンでパソコンに近い使い勝手を実現する機能

一言で表すならば、携帯電話向けContinuumとは、スマートフォンでデスクトップやノートタイプのパソコンに近い使い勝手を実現するための基盤機能です。

具体的には、スマートフォンに有線や無線のディスプレイアダプタを接続して外部ディスプレイをつなぐことで、外部ディスプレイにパソコン版のWindows 10のデスクトップに近い画面を表示できるものです。

さらにスマートフォンにUSBコネクタ経由やBluetooth経由でキーボードやマウスを接続することで、かなりパソコンに近い使用環境の実現を図っています。

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NuAns NEOでの実際

現在日本で入手可能なWindows 10スマホの中では、トリニティーのNuAns NEOだけが携帯電話向けContinuumの機能に対応しています。

海外ではマイクロソフトのLumia 950シリーズ、AcerやHPのハイエンドスマートフォンが対応することになっています。ただ、これらの端末はまだ日本での発売スケジュールも決まっていない状態です。

上記の海外で発売されるWindows 10スマホが有線接続でのContinuumを実現しているのに対し、NuAns NEOでは無線LAN技術を利用した「Miracast」と言う方式でディスプレイと接続することになります。実使用においては、この部分が使用感に影響を及ぼしています。

Miracast方式での外部ディスプレイ表示は、表示に微妙な遅延が伴います。電波の受信状況が良好な場合でもコンマ数秒ぐらい表示が遅れます。

このため、マウスによるポインタ操作はかなり難しくなり、細かな操作が必要なケースではストレスがたまります。

これに対して、キーボードによる文字入力をはじめとした操作には、あまり違和感がありません。高速な入力にもしっかりと追従して、長文の入力も問題なく行えそうです。

カギになるのは利用環境の電波状態

無線方式での携帯電話向けContinuumが使い物になるかどうかは、使用する環境の電波状況に大きく依存しそうな感じです。

実験で使用したMiracastレシーバーは2.4GHz帯の電波を利用するタイプのものでしたが、2.4GHzの無線LANを大量に使用しているようなオフィスでは、恐らく接続が安定しないのだと思います。

このため、初期のWebメディアのレポートでは、使い勝手に関して散々なレポートばかりという感じになっていました。

2.4GHz帯の電波が混み合っていない場所であれば、接続はほぼ確実に行なえ、一度つながってしまえば何の問題もなく利用し続けることも可能です。また、Miracastレシーバー側に無線LANでの利用の少なめな、5GHz帯の電波を使用する製品を使う手もあります。

本領を発揮するのは有線接続が標準になってから?

ただ、有線接続の携帯電話向けContinuumでは、画面描画の遅延を全く感じないレベルだそうです。

ですので、携帯電話向けContinuumが本領を発揮するようになるのは、有線接続で外部ディスプレイを利用できるようになるWindows 10スマホが本格的に普及してからかもしれません。

また、今現在のWindows 10 Mobileでは、外部ディスプレイにもアプリの全画面表示しか行なうことが出来ません。このあたりもウィンドウ表示や、せめて画面を2つに分けて2本のアプリの同時実行・同時表示が可能になれば、使い勝手が大幅に向上するはずです。

今後のさらなる改良に期待したいところです。

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