衝撃の発表。Skylake搭載パソコンWindows 7/8.1でのサポート短縮

2016年1月にマイクロソフトが公式blogを通じて、かなり衝撃的な発表を行ないました。Skylakeこと、第6世代のCoreプロセッサを搭載したパソコンの、Windows 7、Windows 8.1でのサポート期間を2017年7月17日までに短縮すると発表したのです。

その後、この内容はユーザから猛反発を食ったようで(当然ですが..)、それぞれ1年サポート期間を延長し、その期間の後も緊急性の高いセキュリティパッチに関しては、元々のサポート期限いっぱいまで提供を続ける、と方針の転換を発表しています。

ですが、実質本来のサポートの期限が短縮または、サポート内容が縮小されることには違いはなく、まだまだこの件の反響が収まることはなさそうです。

本来のサポート期限

元々Windows 7は2020年1月14日までの延長サポート期限とされてきました。Windows 8.1のほうは、2023年1月14日までです。

これを、CPUが限定されるとは言え、かなり大幅に期限の短縮をいきなり言い出したのですから、巨大な反響が起こるのも当然です。

ちなみに、第6世代のCoreプロセッサよりも以前のCPUに関してはこの発表の影響はありません。Windows 7もWindows 8.1も本来のサポート期限いっぱいまできちんとしたサポートを受けられますのでご安心ください。

さらにちなみに、第6世代のCoreプロセッサというのは、インテルのCPUの型番についている4桁の数字の千の位が6になっているCPUのことです。例えば第6世代のCoreプロセッサに該当するのは、Core i7-6700Kや、Core i5-6300Uなどです。Core i7-5775CとかCore i5-4300Uといったチップは該当しません。

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もう一つの大問題

そして一緒に発表された中にもう一つこちらも巨大な問題点が含まれています。今後発表される新しいCPUは「Windows 10でしかサポートしない」という項目です。

インテルであれば第7世代のCoreプロセッサ以降の新しいCPU、Windows 10 Mobileの動くスマートフォン向けのSoCであれば、クアルコムのSnapdragon 820以降、AMDのCPUでは2016年に展開される見込みの最新のもの以降が該当します。

これらの世代以降の新しいCPUに関してはWindows7、8.1での正式なサポートを行なわない、ということになります。今後新しいCPUを搭載して発売されるメーカー製のパソコンでは、Windows 7/8.1搭載機を選択することはまず不可能になるでしょう。

こちらも、旧世代のCPUに関しては特に何も縛りはありませんので、これまで使い続けてきたハードウェアを流用する場合には何ら問題はありません。

正式なサポートがなくなっても、一応それなりに新しいCPUとWindows7/8.1を組み合わせても動作はしてしまうものだとは思いますが、そういった部分を自己責任でなんとか出来る個人ユーザはまだしも、確実な動作の保証が必要な企業用のパソコンでは大問題となる可能性があります。

背景にはWindows XP終了時のドタバタを繰り返したくないMSの意思

Windows XPのサポート期限終了時に巻き起こったドタバタをみなさんまだよく覚えてらっしゃると思います。

実際のところ、マイクロソフトはXPのサポート期限終了の数年前からかなり大きな声でサポート期限終了に対する各種のアナウンスを行なっていました。ですが、実際に開けてみたら、「そんなこと聞いてない!」と騒ぎ出す企業、お役所などが相次ぐ形になり、未だにXPは一定割合が生き残って使われ続けています。

今はWindows 7が当時のXPと同じ立場になっていますので、Windows 7のサポート終了時のドタバタを出来るだけ避けたい、という強い意向がマイクロソフトにあるのでしょう。

そういった部分がこのような、かなり強引なWindows 10への移行を促す施策に現れてきているのだと思います。

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