2016年のCP+で発表された、レンズメーカー製注目レンズ

レンズ交換式カメラ市場が活性化していることもあってか、CP+などにも新しい非常に興味をひかれるレンズがいくつも登場してきています。

数年前にシグマが同社の初代の50mm/F1.4でカメラメーカーに真っ向勝負を挑んだあたりからでしょうか、単焦点レンズも含め、非常に高画質でコンセプトのとんがった交換レンズが数多く市場に登場するようになったように思います。

2016年のCP+でもその流れは変わらず、とてもユニークなレンズが登場しています。

シグマ50-100mm F1.8 DC HSM|Art

シグマがまたやった!
一言で言うならそういうレンズがこれではないでしょうか。

APS-Cサイズセンサー搭載の一眼レフ専用のレンズですが、18-35mm/F1.8という、開放F値が1.8固定のズームレンズとしてはきわめて明るいレンズを世に出してカメラ関係者の度肝を抜いたシグマが、またも開放F値1.8通しの、今度は望遠ズームレンズを作ってきました。

換算焦点距離ではだいたい75mm~150mmとなりますので、ポートレイトに最適と言えそうなスペックです。35mmフルサイズ用の、85mm、100mm、135mmの、ポートレイトでよく使われるレンズ3本をカバーしています。

しかも、開放F値1.8の明るさで。

シグマのサイトに上げられているサンプル写真を見てみましたが、光学性能もかなりのものがありそうです。コントラストの高い背景で若干二線ボケの傾向も見えましたが、使い方の工夫でそのあたりは回避できる気がします。

早く製品版での実写レポートを見てみたいレンズの一つです。

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タムロンSP 85mm F/1.8 Di VC USD

新生タムロンの高画質単焦点レンズシリーズの3本目、と言っても良さそうなレンズです。35mm/F1.8、45mm/F1.8の2本に続き、今度は中望遠の85mmをF1.8+手振れ補正機能内蔵のスペックで登場させました。

開放F値は1.8と既存の2本同様に控えめですが、85mmレンズに手振れ補正機能を搭載したのは恐らくこのレンズが初めてです。

85mm/F1.8のスペックのレンズとしてはやや大柄ですが、タムロンならではの効きの良い手振れ補正機構を搭載していますから、実際の使用においては十分以上のメリットがあると思います。

35mm、45mmの出来を見る限り、このレンズの光学性能も心配する必要はないでしょう。このレンズも、早く実機でのレポートとサンプル画像を見てみたいものです。

85mmはカメラメーカーも社の威信をかけたようなレンズを出してくる激戦区ですから、そこにあえて参戦するタムロンの強い意志を感じるレンズです。

高倍率ズームレンズのイメージだけが先行してしまった感じのあるタムロンでしたので、35mm、45mmとも合わせ、今後はより高画質なレンズもあるんだよ、というところも見せて存在感を増していって欲しいメーカーです。

トキナーAT-X 14-20 F2 PRO DX

久々にトキナーの「攻めた」スペックのレンズを見たような気がします。

このレンズもAPS-Cサイズセンサー搭載デジタル一眼レフ専用のレンズとはなりますが、35mm換算で21mm~30mmに相当するかなりの広角域を開放F値2固定でカバーする、かなりアグレッシブなスペックのレンズです。

シグマが35mmフルサイズ機向けに24mm~35mmをカバーする開放F値2固定のズームレンズを出していますが、そちらと設計難易度ではよく似たレベルのレンズかもしれません。

APS-Cのデジタル一眼レフを使っている広角派のユーザーにはとてもありがたいスペックのレンズとなりそうです。画質面でもAT-Xシリーズを名乗る以上、手抜きはないものと思います。

トキナーはここのところレンズの新製品の開発ペースも遅く、少し元気のなさが感じられましたが、世界で最初に28-70mm/F2.8のスペックのズームレンズを開発したメーカーであることを、カメラファンは忘れていないと思います。

今後、またアグレッシブなレンズをどんどん登場させてくれることを待っています。

まとめ的なもの

レンズメーカーの出すレンズが、最近はカメラの交換レンズ市場をより活性化させている感があります。かつては、カメラメーカーの純正レンズの穴を狙った製品で名を上げた感じもありましたが、今は、真っ向から勝負を挑むレンズも数多くあります。

この動きが競争を加速して、ユーザーがより良い製品を手に入れられる流れを作ってくれるとうれしいところです。

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