有線Continuumが利用可能。準ハイエンドAcer Liquid Jade Primo登場

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2016年春先より日本国内市場への投入も予告されていたAcer製の準ハイエンドWindows 10スマートフォン、Liquid Jade Primoが遂に日本市場に登場しました。

より以前に日本市場への投入が予告されたHPのハイエンド機種、Elite x3の発売が9月にずれ込んだため、Liquid Jade Primoが日本国内で最初に有線の携帯電話向けContinuumが利用可能となる機種となりました。

価格の方はやや高めですが、実際に机の上に設置してデスクトップPC的に使うシーンを想定したと思われるセットでの販売となります。

今回はこの、Acer製のWindows 10 Mobile搭載機、Liquid Jade Primoをご紹介します。

スペック

Liquid Jade Primoは1世代前のスマートフォンでは間違いなくハイエンドを名乗れるスペックの持ち主です。

スマートフォンの心臓部となるチップのSoCで、メーカーのクアルコム社がより新世代のハイエンドチップを発売したためその分若干世代が古くなっただけで、内容的にはまだまだ十分以上に一線を張れる性能を持っています。

Liquid Jade Primoが採用したSoCは、Snapdragon 808です。ハイパワーが必要な用途向けの高性能な2コアと、パワーを必要としない用途で使う非常に低消費電力な4コアを統合した、6コアCPUを搭載しています。

メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBと、Windows 10 Mobileを動かすには十分に余裕のあるスペックになっています。

ディスプレイには5.5型フルHD対応の有機ELディスプレイを搭載しています。

メインカメラには約2100万画素のソニー製イメージセンサーを搭載して、カメラ性能にもこだわりが見えます。

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付属品

Liquid Jade Primoの特徴はこのセットの付属品です。

HDMI端子、有線のネットワークポート、複数のUSB端子など、机の上に設置して利用することを想定したドッキングステーション、ワイヤレスのキーボードとマウスが最初から付属しています。

あとはHDMI入力端子のある外部ディスプレイさえあれば、Liquid Jade Primoをデスクトップパソコン的に利用可能になっています。

有線Continuumのダイレクトな操作感

Liquid Jade Primoが日本で先行して販売された他社製のWindows 10スマートフォンと比較して最大の特徴となるのは、やはり有線接続で利用可能な携帯電話向けContinuumです。

NuAns NEO、VAIO Phone Biz、MADOSMA Q601のContinuumは、無線LAN技術を使って電波でディスプレイ出力を行うMiracastを利用するタイプのものでした。このため画面表示に微妙な遅延があり、特にマウスでのポインタ操作の感触に難がありました。

有線でのディスプレイ接続が可能なLiquid Jade PrimoのContinuumでは、その使い勝手の面でのハンデが全くありません。非常にダイレクトな、まさにPCと同じ使用感が実現出来ています。

アプリの起動なども素早く、非常に実用性の高い操作感がです。

ただ、現時点でのWindows 10 Mobileの制約として、Continuumを使ってもアプリはいわゆる「全画面」表示の状態でしか使うことが出来ません。せっかく大きなディスプレイで広い画面を利用可能になっても、まだそれをしっかりと活用できる基盤は整っていないのです。

今後の改善が待たれます。

ビジネス向けには既に高い実用性

すべてのWindows 10 Mobile搭載機に共通の弱点ではありますが、まだまだアプリの充実度が低い、という点がなかなか解消されません。この部分がやはりWindows 10スマホ普及の上での最大のネックでしょう。

ただしビジネス用途で考えると、余分なアプリがないことは逆にメリットにもなり得ます。また、ビジネスで使う際には、Windows 10 Mobileが「Windowsである」ことが最大のメリットになります。

標準で簡易版ではありますがオフィススイートも搭載しているなど、既に実用性はある程度確保されています。

海外では苦戦が伝えられるWindows 10 Mobileですが、もっと注目されて良い端末な気もします。

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