中判ミラーレス「FUJIFILM GFX 50S」登場へ

2016年に開発表明が行われていた富士フイルムの中判ミラーレスデジタルカメラ、GFX 50Sの発売が遂に決定しました。2月下旬の発売が予定されています。

35mmフルサイズを超える大型センサーを搭載しながらミラーレス一眼の構造としたため、センサーサイズを考えると非常にコンパクトかつ軽量なボディーを実現したことが特徴の一つです。

今回は待望の中判ミラーレス一眼、GFX 50Sをご紹介します。

スペックのおさらい

まずはGFX 50Sのスペックから紹介していきます。

センサーサイズは43.8mm x 32.9mmの大型センサーとなります。

面積比では35mmフルサイズセンサーの約1.66倍。イメージセンサーのサイズが画質を強く支配するデジタルカメラにおいて、この大型センサーがもたらすメリットは非常に大きなものです。

画面の縦横比は4:3で、35mmフルサイズの3:2とは異なります。「セミ版」などとも呼ばれたフィルムでの入門用中判、645サイズに近い画面構成のイメージかもしれません。

有効画素数は約5,140万画素。35mmフルサイズの超高画素機EOS 5Dsとほぼ同等になります。

ちょっと意外なことにセンサーは他社製と思われるもので、富士フイルムご自慢のX-Trans CMOSセンサーではありません。ローパスフィルターは廃していますが、カラーフィルターの配列はごく一般的なベイヤー配列を採用しています。

また、センサー上に距離検出用の位相差画素も持っていません。この部分も他の富士フイルムのミラーレス機のセンサーとは異なる部分です。

設定可能なISO感度は常用範囲でISO100~12800。拡張設定でISO50とISO25600~102400が使えるようになります。大型センサーを搭載した割には、控えめな感度にも見えますね。

レンズマウントは新規開発のGマウント。口径は67mmとさすがに大きく、将来的にはより大きなイメージセンサーにも対応可能かもしれません。

レンズの焦点距離の35mm換算倍率は0.79倍。63mmレンズが50mmの標準レンズに相当します。

シャッターはメカシャッター連動で最高速が1/4000秒。電子シャッターではより高速のシャッタースピードも利用可能です。

EVFは369万画素の従来よりもさらに高解像度のパネルが奢られます。パソコン的な解像度表示に直せば、1,280 x 960ドット相当です。

背面液晶にもXGA解像度(1,024 x 768ドット)に相当する236万画素のパネルが採用されています。

記録メディアはSDXCカードのUHS-II規格にまで対応。書き込み速度の向上でバッファ開放の高速化が期待できます。

本体のサイズも搭載されるセンサーサイズを考えると非常にコンパクトで軽量です。EVFを装着した状態でも35mmフルサイズのデジタル一眼レフよりもむしろ軽量なぐらい。

機動性にも期待できます。

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レンズ

カメラ本体と同時に発売されるレンズは、標準レンズとなるフジノンレンズ「GF63mm F2.8 R WR」、広角寄りのズームレンズ「フジノンレンズGF32mm-64mm F4 LM WR」、中望遠マクロの「フジノンレンズGF120mm F4 R LM OIS WR Macro」の3本です。

どのレンズもイメージセンサーが1億画素までは余裕を持って対応できる光学性能を持たせてあるそうです。

新世代の高画質カメラとして

富士フイルムのAPS-Cサイズセンサー搭載ミラーレス機の使い勝手、画質などを考えると、このGFX 50Sにも色々な面で期待をして大丈夫、と言えそうなカメラです。

35mmフルサイズを超える大型センサーを搭載したデジタルカメラが、このサイズ、重量でまとめられていることもインパクトがあるでしょう。

さすがにお値段の方は35mmフルサイズの超高画素機を大幅に上回る価格ですが、得られる画質を考えると、コストパフォーマンス的には見合う価格となるのかもしれません。

システムとしてきちんと成立させるためには、できるだけ早いレンズのラインアップの整備を待ちたいところです。いくら高性能のボディーがあっても、その性能を引き出せるレンズがなければ、まさに宝の持ち腐れになってしまいますから。

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