静止画性能を前面に打ち出したパナソニックの力作。LUMIX G9 pro登場

パナソニックのマイクロフォーサーズ機というと動画性能の高さを全面に打ち出したGHシリーズが先に思い浮かんで、レンズ交換式のカメラながら静止画よりも動画を撮るための一台、といったイメージが先を行くようになっています。

ですがそんな中、今敢えて静止画の撮影性能を全面に打ち出したカメラをパナソニックが市場に投入します。

静止画のフラッグシップ」と銘打ったLUMIX G9 proです。

どうやら国内では「pro」を付けた名称で売り込むことになったようです。ホームページでもこちらの名称で表示が行なわれています。

高速・高画質

LUMIX G9 proはAE、AF追従で最高毎秒20コマもの連写を可能にしたスピード性能が一つのウリになっています。

AF固定ならばフル画素でなんと毎秒60コマの連写が可能になります。

これらの高速性能は電子シャッター利用時のものですが、メカシャッター使用時にもAF連動で毎秒9コマ、AF固定ならば毎秒12コマの連写が可能です。

イメージセンサーはローパスフィルターレスの約2,000万画素クラスのもの。映像エンジンにも手が入って更なる静止画の画質追及が行なわれています。

また、パナソニックもイメージセンサーシフト式の手ぶれ補正機能を活用する形で、「画素ずらし」による高解像度の写真を生成する機能を搭載してきました。

半画素分ずつシフトした8枚の画像を合成して約8,000万画素の、実際の解像力を伴った高精細画像を作れる「ハイレゾショット」です。

撮影完了までの間に被写体が動いてしまうとアウトですが、完全に静止した被写体であれば絶大な威力を発揮する可能性があります。

また、パナソニックならではの4K動画、6K動画から1コマを切り出して記録する4Kフォト6Kフォトモードも備えます。

シャッターチャンスに非常に強くなった一台と言えるでしょう。

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手ぶれ補正も強力

パナソニックはマイクロフォーサーズへの参入当初からずっと手ぶれ補正には光学式を採用してきました。ですがここにきてイメージセンサーシフト式の手振れ補正機能も搭載するようになっています。

そして両方の機構を協調動作させることでより強力な手ぶれ補正を実現しています。

Dual I.S. 2と名付けられたその機能は、最大6.5コマ分もの補正効果を実現します。

その他の機能も全く手抜きなし

EVFには1,280 x 960ドット、約368万画素の有機ELパネルを採用。極めて高精細で遅延の少ないファインダー表示が行えます。

ファインダー倍率も向上して大きな視野を実現していますが、広すぎる視野角のファインダーは逆に全視野を見渡しにくいデメリットも出てしまいますので、LUMIX G9ではファインダーの倍率(=視野角)を変更できる機能を搭載しています。

こちらは恐らくパネルの周囲の表示を行なわないことで電子的に対応するものでしょう。高解像度パネルによる余裕を活かした機能だと思います。

AFは今回も位相差画素をイメージセンサー上に持たせていないと思われますが、パナソニック独自の「空間認識AF」のアルゴリズムのおかげで、最速0.04秒のAF速度を実現しています。

イメージセンサーからの読み出し速度の向上などで動きモノへの追従性能も上がっているとのことです。

マイナス10度の環境での動作保証や、20万回のシャッターの耐久性能など、基礎性能の面でも手抜きがないカメラに仕上がっています。

以前はミラーレス一眼というと動きモノには弱い、というのが定説でしたが、各社から十分に動きの速い被写体にも対応可能な機種が出そろってきたことで、そのイメージも一新されそうです。

LUMIX G9もそのあたりの流れをリードする一台になるかもしれません。

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