Skull Canyon後継NUC、Kaby Lake-Gを載せて発進

インテル自らが開発・販売を行なう超小型PCのベアボーンキットNUCシリーズですが、その中にゲーム用途を意識した機種も存在していました。

第6世代のCoreプロセッサにインテルの統合GPUでは最高性能となるIris Pro Graphicsを統合した製品を搭載した機種です。

このようにインテルCPUとしては珍しく統合GPUの性能にフォーカスした製品の後継になるかもしれないチップ、Kaby Lake-Gを搭載した新NUCが登場しました。

今回はこの製品を取り上げてご紹介します。

スペック

面倒なことに多くの場合インテルのNUCにはニックネームが付きません。単に型番のみでのリリースになるので製品の見分けがかなり面倒です。今回紹介する新NUCもNUC8i7HVK、NUC8i7HNKの文字と数字の羅列のみ。

せっかくの画期的なチップである8th Gen Core Processors with RADEON RX Vega M Graphics初搭載の製品なのですから、キャッチーなニックネームを付けて良かったと思うのですけれどね。

さてこの2製品、上位機種にはKaby Lake-Gのハイエンド、TDP 100Wでクロックの倍率ロックが解除されたCore i7-8809Gが搭載されます。

こちらでは搭載されるRADEON RX VegaのSP数が1,536となり、VRにも対応可能なレベルの性能を有します。

メインメモリはDDR4-2400対応のSO-DIMMスロットが二つで最大32GBまで対応。

SSDはSATA3、PCI-E x4接続にも対応するM.2スロットを2つ持っていて、ストレージの容量もかなりの拡張性を備えます。

この新NUCが最もすごいところはそのインタフェースポートの豊富さ

あれこれ込みでUSBコネクタはなんと9つ。HDMI2.0bが2つ、mini DispalyPortが2つあります。有線LANポートも2つあり、ゲーム用だけと考えるにはもったいないレベルの拡張性を備えています。

USBコネクタのうち2つはType-C形状で、この2つはThunderbolt3、DisplayPortのオルタネートモードにも対応します。

つまり映像出力を全て有効にすると、最大6枚のディスプレイを接続可能、ということです。

これだけの中身を容積わずか1.2Lの筐体に押し込んだのはまさに驚異といえるかもしれません。

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上位機種はOCも可能

上位機種で採用されるCore i7-8809Gはクロック倍率のロックが外れていて、オーバークロック設定が可能です。

面白いことにCPU部だけではなく、RADEON GPUも、さらには混載されているHBM2メモリのクロックまで設定変更が可能になっています。

筐体の小ささから標準の冷却機構はキャパシティがかなり目一杯の状態だと思いますので、OCで極端な設定は難しいと思われますが、それでもこのサイズでそのフィーチャーを有効にしようとしたインテルの意気は買いたいですね。

筐体をばらしてより高性能な冷却機構を自作すると、すごい性能の発揮も可能かもしれません。

ゲーム用だけではもったいない?

せっかくの高性能GPUを搭載しているのですから、やはりこのNUCをフル活用できるのはゲーム用PCに仕立てることでしょう。

ですが最大6つのディスプレイを接続可能なポテンシャルは、他の用途での活用も考えたくなる機種になっているかもしれません。

デイトレーダーの利用方法や監視用PC、有線LANが複数あることを活かして負荷が高めのサーバ用途なども視野に入るかもしれません。

上位機種で999ドル、下位機種でも799ドルするベアボーンキットで決して安価なPCには仕上がりませんが、容積わずかに1.2LのPCからは予想も出来ない使い方が可能になりそうです。

インテルRADEONを載せたCoreプロセッサ、Kaby Lake-Gを正式発表

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