今年春は面白そうWoSデバイス次々登場予定。LenovoからMiix 630も

2017年末に正式に発表が行なわれたWindows on Arm(または、Windows on Snapdragon)デバイス、いよいよ2018年のCESで実機が登場して登場への期待が高まりつつあります。

まずは実機の展示で先行したHPとASUSでしたが、つづいてLenovoもMiix 630の実機展示を行ないました。

今回はこのLenovoのMiix 630の中身を見ていきます。

スペック

まずは簡単にスペックから。

本体の中枢となるSoCには、現時点でのSnapdragonシリーズのハイエンドチップ、Snapdragon 835が使われています。

このSoCのCPU部は8コア構成。Armアーキテクチャの高性能SoCに共通する、高性能4コアとローパワー・高効率コア4つを組み合わせた独特の構成になっています。

処理性能が必要なプログラムは高性能コアをガッと動かしてできるだけ早い時間で動かし切ってしまい、Webブラウズなど性能が必要ないプログラムはローパワーコアで動かして、トータルの消費電力を抑える発想で作られています。

GPU部は独特のマイクロアーキテクチャを取るAdreno 540というコアを採用していますが、今ではかなり本格的な3Dもののゲームを動かせるような性能を持つようになりました。また、業界標準の3D APIにも対応するようになっています。

メインメモリは低消費電力版のDDR4メモリを搭載していて、4GBまたは8GBが選択出来ます。ストレージはUFS 2.1インタフェースのSSDを64GB~256GB。

液晶は12.3型の1,920 x 1,280ドットのものを採用。アスペクト比2:3としているところにLenovoのこだわりを感じます。

無線LANはIEEE802.11acの2×2 MIMOに対応。WLANモデムも内蔵していて、LTE回線を使って600Mbpsのリンクアップが出来ます。

外部汎用インタフェースはUSB Type-C形状のものが1つだけの割り切り仕様ですので、外付け機器をたくさん使いたい場合にはハブが必須です。

フロントカメラはWindows Helloの生体認証に対応できます。

バッテリーは本体の薄さから考えるとさほど大容量ではないと思われますが、内蔵SSDに置いてある動画の再生ならば最大22時間連続で行える性能を持ちます。

この部分がWoSデバイス最大の特徴かもしれません。通常のオフィスワーク程度なら、さらに稼働時間が延びると思われます。

OSはWindows 10 Sを採用しています。

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結果的に横並びスペック

HP、ASUS、LenovoのWoSデバイスを見比べてみると、見事にスペック面では横並びになっています。

どれもSurface Proタイプの2in1 PCで、SoCや搭載するメモリ、SSDの容量も同レベル。WLANモデムを搭載するところも同じで、バッテリー駆動時間もほぼ完全に同水準です。

どの製品を選ぶかはユーザーのメーカーに対するイメージで決まる、かもしれませんね。

WoSデバイスはPCの流れを変える製品になるか?

WoSデバイスの特徴はそのPCとしては圧倒的なバッテリー駆動時間と、LTE回線も利用可能なWLANモデム内蔵による常時インターネット接続が可能な所にあると思います。

これらは今までPCがスマートフォンに対して見劣りしていた部分で、WoSデバイスがPCに欠けていた要素を埋めてくれる存在になるかもしれません。

OS本体の操作感はサクサクというのは当然として、インテルCPUのエミュレータが噛むはずのWin32アプリも実用性の高い使用感を実現してきたところにこのデバイスの新しさがあると思います。

普及が全く進まなかったWindows RTの二の舞になることは恐らくないでしょう。

3社の製品はどれもスペックを考えると今のPCよりも安めの価格帯で発売されますから、そちらの意味でも今年春の発売以降製品がどう動くか、かなり面白そうです。

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