富士フイルムから高速ミラーレス一眼X-H1登場

富士フイルムから高速ミラーレス一眼X-H1登場
最近のミラーレス一眼は連写速度、EVFのブラックアウト時間の短縮や排除、AFの追従性能の向上により、かつての動きもの撮影に弱い、というイメージをすっかり払拭しつつあります。

部分的には一眼レフをも超えそうな性能を達成したカメラも既に存在します。

そんなミラーレス一眼の高速化の流れに乗る形で富士フイルムからも高速性を追求した新機種が登場します。それがX-H1です。

今回は富士フイルムの新型ミラーレス一眼、FUJIFILM X-H1を取り上げます。

スペック

X-H1最大のトピックは富士フイルムのカメラでは初めてイメージセンサーシフト式の手ぶれ補正機能を搭載したところでしょう。

今まで富士フイルムはずっとレンズ側で手ぶれ補正を行なう、光学式手振れ補正機能を使い続けてきました。その流れに一石を投じる形になったカメラですね。

手ぶれ補正は縦横の角度ブレ、シフトブレに加え、回転ブレまで対応する5軸対応。補正効果は最大5.5段分をうたいます。

イメージセンサーは従来からのキャリーオーバーで、独自のカラーフィルター配列とローパスフィルターレスによる高い解像感を実現した、X-Trans CMOS IIIを搭載します。

映像エンジンも従来機種から継承したX-Processor Proを使います。

富士フイルムのデジタルカメラはAPS-Cサイズのセンサーを搭載しながら、この二つのキーコンポーネントの性能もあって、他社のAPS-Cサイズセンサー搭載カメラよりも1段分程度良好な高感度特性を持つところも特徴の一つです。

基本的には同じコンポーネントを採用しているはずですが、像面位相差AFの暗さへの対応幅が広がったり、対応可能な最小F値も1段分拡張されるなど、基本的な使い勝手に繋がる改良が行なわれています。

連写速度は本体のみだと電子シャッターで毎秒最大14コマ、メカシャッター連動で8コマとなりますが、オプションの縦位置グリップを追加するとメカシャッター連動でも毎秒最大11コマまで連写速度が向上します。

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フリッカー低減機能も搭載

最初にキヤノンが実用化して室内のスポーツ撮影に絶大な威力を発揮することが分かった、カメラ自体によるフリッカーの影響を低減する機能、これがX-H1にも採用になりました。

一般的なAC電源の電圧変化の周期に同期して明滅する人工灯下での連写撮影の歩留まりが大きく向上するはずです。

EVFも高解像度化

富士フイルムは元々ミラーレス一眼のEVFの見え具合にこだわりを持つメーカーです。表示遅延の短縮やEVFのフレームレート向上に真っ先に取り組んできました。

しかし最近の高速化するミラーレス一眼の流れの中では、他社製品の性能向上の幅が非常に大きくかつ速いため、フジのXシリーズが高速化の部分で追い抜かれる部分が出始めました。

X-H1ではそこを強化して他社へのキャッチアップを図っています。

表示の遅延は5ミリ秒、フレームレートは通常の設定でも100fpsを実現。EVFの解像度もパソコンで言うところの1,280 x 960ドット相当の高解像度となりました。

クラシックさがやや薄れたデザイン

デザイン面でどこが変わった、とは明確に示しにくいのですが、わずかなディテイルの変化でX-H1は今風のカメラらしいルックスに生まれ変わったように思います。

従来の富士フイルムのカメラはどこかクラシックな趣がデザイン上のアイデンティティになっていた印象もありますが、このカメラからその流れも変わっていくのかもしれません。

フジのカメラの専用レンズは設計が新しいこともあって非常に優秀なレンズ揃いです。それらの資産を活かす新たな機種として面白い存在になりそうです。

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