インテルCoreプロセッサラインアップを拡充。ノート向け6コアも

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インテルが第8世代のCoreプロセッサのラインアップ拡充を図ってきました。構成自体はまたAMDの先手を打つような形になっています。

ノート用にもCore i9のブランドを設け、ノートパソコン向けとしては初となる6コア製品も投入します。

また、省スペースデスクトップ向けなどのT型番のプロセッサも合わせて投入します。

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ノートPC用

ノートPC用には6コア12スレッド対応の高性能製品を投入してきたところが最大のトピックです。

合わせてその最上位機種にはCore i9のブランドを付けてきました。

名前の上でも最上位を明確に示す形です。

ハイエンドのCore i9-8950HKは6コア12スレッド対応で、ノートPC用ながら定格2.9GHz動作を実現しています。

さらに1コアのみのブースト時には最大4.8GHzでの動作を可能にしています。

完全に数年前のデスクトップPCを超える性能が実現出来ます。

ただ、CPU型番に「H」がつくことからもわかるように、このプロセッサのTDPは45W。Intel Arkなどの区分では「モバイル」枠のプロセッサですが、実際には重量が3kg程度のデスクノートやモバイルワークステーションと言われるジャンルの製品に使われるCPUでしょう。

日本人の感覚的な「モバイル」製品とは一線を画するタイプのSKUです。

ただ、その分性能面にはかなりの期待が出来ますね。

ノートPC向けではU型番で4コア8スレッド対応のCPUと、eDRAMを搭載して高性能な統合GPUを載せた製品も追加になっています。

こちらの製品の統合GPUはIris Plus Graphics 655と呼ばれていて、48基のEU(384SP相当)を搭載してインテルの統合GPUとしては規模の大きな方のものになっています。

従来このレベルの演算ユニットを持つ統合GPUはIris Plus Graphics 650と呼ばれていて、大容量・高速なキャッシュメモリであるeDRAMを64MB搭載していたと思います。

Iris Plus Graphics 655ではeDRAMが128MBに拡張されています。

こちらのTDPは28W。

排熱機構を頑張ると薄型の本当のモバイルノートPCにも載せられる製品になると思います。

こちらもCPUの動作クロックの方も引き上げられていて、ハイエンドとなるCore i7-8559Uでは定格2.7GHz動作、ブースト時最大4.5GHzでの動作を可能にしています。

個人的には、新VAIO ZのCPUに採用されることをちょっと期待してしまいますね。

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デスクトップ向け

デスクトップ向けにはどちらかというとラインアップの穴を塞ぐ方向の製品が出てきたイメージでしょうか。

ややTDPを抑えた6コア6スレッド対応のCore i5や廉価版の4コア4スレッド対応のCore i3が投入されています。

また、デスクトップ向けながらTDPが35W枠のT型番の製品がいくつも投入されています。

T型番のCPUの最上位はCore i7-8700Tで、6コア12スレッド対応、定格2.4GHz、ブースト時最大4GHz動作を実現しています。

省スペースデスクトップなどにぴったりの性能と言えると思います。

廉価版の方では、4コア4スレッド対応で3.1GHz動作を可能にしているCore i3-8100Tもあります。

クアッドコアでこの動作クロックをTDP 35Wの枠の中で実現出来るというのは結構インパクトのある内容ではないでしょうか。

全方位対応を続けるインテル

今回のCoreプロセッサのモデル拡充で、またインテルの全方位対応の製品展開がだいたい完了した感じがあります。

6コア製品の展開などは、AMDが対策を打てないすき間を突いて性能やコストパフォーマンス面の優位さをうまく表現してきたように思います。

ただインテルは次世代の10nmの製造プロセスの立ち上げでものすごく苦労しいるようで、このあとどのようにCPU市場が推移するのか予想は難しくなってきています。

PCファンは続けてウォッチしておきたいジャンルですね。

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