写真の表現力を向上させるためのライティングの利用方法

写真を撮影する際の表現力の幅を広げる方法の一つに「ライティング」、被写体に対する光の当て方の工夫があります。

代表的なライティングには主に3つのパターンがあります。

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順光

被写体に対して正面から光が当たるパターンです。

被写体にまんべんなく光が当たることになりますので被写体に影が出にくく、全体の形などがよく分かる写真が撮れます。

その代わり、被写体の写り方に立体感が出にくく、のっぺりした印象の写真になりやすくなります。

斜光

被写体に対して斜めに光が当たるパターンです。

立体的な被写体であればどこかに影が出やすく、フォルムが一部見えなくなったりする可能性はあります。

光が強い場合には、影が濃く出過ぎることに注意が必要です。

その代わり、被写体の立体感を写真に写し込みやすくなります。

逆光

被写体の後ろ側からカメラに向かう形で光が当たるパターンです。

完全にカメラ任せで露出の補正を行わずに撮影すると、主被写体が露出アンダーになりやすい光線の条件です。

使うレンズによっては「フレア」や「ゴースト」と呼ばれる、レンズの内面での反射が写真に悪影響を及ぼす現象が発生することもあります。

ですが、上手く使ってやることで、いろいろな被写体の表情を引き出してやることが可能なライティングでもあります。

花を日に透かすように撮影すれば、花びらの透明感、柔らかさを表現することができ、花びらが光り輝くような美しい写真になりやすいです。

人物を逆光で撮影すると、髪の毛の輪郭が後ろからの光で輝いて浮き上がる写真になります。

補助光としてカメラ側から軽くレフ板やストロボなどで光を当ててやると、人物の顔の明るさを確保でき、目にキャッチライトも入れることが出来ます。

その他

上記のようなセオリー通りのライティングのパターンだけではなく、いろいろなやり方で被写体への光の当たり方を意識して写真を構成することで、同じ被写体でも全く違った表情を見せるようになります。

左右だけではなく、光源を上下のどこに配置するかでも被写体の表情は大きく変わります。

また、主となる光だけではなく、レフ板を使ったりストロボを補助光として利用するなどの形で、副となる光源を利用することで強すぎる影を弱めたり、暗くなりすぎる部分を補助したり、人物であれば瞳にキャッチライトを入れるといったことも行えます。

こちらも定番と言えば定番ですが、機械ものの写真には機械のどこかの面が光を反射してギラリと光る瞬間を撮影すると、カッコイイ、いわゆるメカっぽさを簡単に演出してやることが出来ます。

IMG_2696

移動する被写体でこの「ギラリ」を狙う場合にはある面が光る瞬間は一瞬だけですので、可能であれば撮影の前に被写体をよく観察して、光るタイミングを測っておくとその後の撮影が行いやすくなります。

屋外の撮影であれば、どのようなライティングを狙っていく場合でも、太陽の位置と被写体の位置を頭に置いておくことが肝心です。

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