いよいよ動き始めたパソコンの新汎用インタフェースUSB3.1

USB3.1は規格自体は2013年に策定が完了していました。論理的な転送速度としてUSB3.0の倍速となる、10Gbpsでのデータ通信を可能とするインタフェースとなっています。

恐らくは対応するチップ等の開発待ちだったのだと思いますが、なかなか対応製品が出ない状況が続いていましたが、ここに来て一気に製品が発表されてきています。

  • マザーボードの新製品でUSB3.1対応製品が出そろう

パソコンのマザーボードを製造している各社から、一通りマザーボードにオンボードでUSB3.1のインタフェースを搭載した製品が出そろいました。

少し前から既存のマザーボードに拡張カードの形でUSB3.1インタフェースを追加した製品はいくつか発表されていましたが、最近発表が相次いだ製品は、きちんとマザーボードの基板に組み込まれる形で、USB3.1インタフェースが実装されています。

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    周辺機器も対応始まる

また、周辺機器側も徐々にUSB3.1規格に対応するものが出始めました。

USB3.1規格に対応して最も大きなメリットが得られる周辺機器は外付けハードディスクだと思われますが、そのなかでもHDDやSSDを接続出来るクレイドル形状の最もメジャーな製品でも、USB3.1対応の製品が発表されています。

USB3.1の転送速度があればHDDだけではなく、SATA3インタフェースのSSDでも、ほぼその転送速度をすべて活かしきることが出来るようになります。

起動用とか、本体に内蔵して外見をスマートに、といった意味以外では、ハードディスクなどを本体に内蔵する意味がだんだんと薄れていくきっかけになるかもしれません。

  • 新しいMacBookでも採用

新しいMacBookが大胆にも、外部インタフェースをUSB3.1一本に絞ったことも話題となりました。

新しいMacBookではUSB3.1で採用された新しい形のコネクタ、Type-Cが採用されたことも注目点です。このコネクタは薄く作られているため、薄型ノートパソコンでも本体デザインに響きにくい形状となっています。また、ケーブルを上下どちら向きにさしても接続が行える仕組みになっているのも、利用者にとってありがたい内容です。

  • パソコンの作りはちょっと大変に?

USB3.1の論理的な転送速度の10Gbpsという数字は、実は、パソコン内部の拡張バスなどに使われるPCI-Express 1本分の転送速度の最大値8Gbpsを超えてしまっています。

このため拡張カードやオンボードでUSB3.1インタフェースを接続するためには、最低でもPCI-Expressインタフェースを2本以上束ねないと、USB3.1本来の速度を活かすことが出来なくなります。数字だけで見れば、SATA3インタフェース1本分の速度も超えてしまっているわけです。

こういった超高速のインタフェースをパソコンの外に比較的簡単に引き出せることから、使い方によってはまた新たなパソコンの利用の形態が生まれてくるかもしれません。

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