小出しで明らかになる新パソコン向けCPU Skylakeのアーキテクチャ。GPUが大幅強化

インテルの新CoreプロセッサのSkylake、なかなか全貌が明らかになりませんが、少しずつ機能が公開され来ています。

ここまでに見えてきたのはGPU側の大幅な機能、性能の強化と、省電力機構の刷新です。

CPU本体はまだチラ見せ

CPU本体の機能としては、いまのところまだ大規模な修正があった、等の情報はありません。

インテルがCoreプロセッサの世代を重ねるごとに地道に続けてきた実行並列度の向上を目指す改善が、今回もまた積み上げられている、といった程度です。

2回目の14nmプロセスによるCPUとしては異例なほど新機能のお話がありません。

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GPUは大幅に強化

統合されているGPUは大幅に強化され、アーキテクチャレベルから刷新されました。また、従来の大規模構成のGT3と呼ばれるGPUをさらに超える、GT4構成があることが明らかになりました。

GT4構成では、8SP相当と思われるEU(実行ユニット)を72ユニット持つようになるようです。SP数に直すと576にもなり、現在の独立GPUのミドルレンジの底あたりのGPUにも匹敵するボリュームとなっています。

また、32bit浮動小数点演算のピーク性能ではついに1TFLOPSを超えることになったようです。

この膨大な計算能力を活かすためにも、GPUを汎用計算に利用するための機能も大幅に拡充され、この面では先行していたAMDのAPUシリーズに追いつき、追い越すレベルの機能すら搭載してきました。

eDRAMも従来よりももっと多くの製品の搭載できるよう改良を行ってきており、統合GPUの性能でも、AMDを追い越す勢いがありそうです。

ついにSpeed Stepに変わる機構を搭載

今までのインテルのCPUの省電力機構の一つとして利用されてきた、Speed Stepテクノロジーに変わる省電力機構が搭載されるのもSkylakeの大きな目玉となるようです。

名称はSpeedShiftとなります。

オンチップで作り込まれている電力管理のハードウェアを利用して、CPU単体で動作状況に最適な動作周波数等を選択できるようになります。

従来インテルのCPUでは、主にCPUが休んでいるときの消費電力を抑える形で平均消費電力の低減を図り、ノートパソコンなどのバッテリー駆動時間を改善してきましたが、SkylakeではCPU稼働時の消費電力を最適化する方向で、消費電力の改善を行うようです。

SpeedShift機能を利用するにはOS側の対応も必要ですが、従来のOSなどでは、SpeedStepとしても動作するように作られているため、今まで同様に、従来のOSでプログラムが特にCPUを使っていないときには、SkylakeでももちろんCPUクロックは低下して、消費電力を抑えることが出来ます。

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