8インチのWindowsタブレットパソコンが売れた訳

2014年初め頃だったと思いますが、一時期、かなりの勢いで8インチのWindows8タブレットの売れ行きが伸びました。

まだマイクロソフトが通称「0円Windows」の施策をはじめたり、新ATOM搭載のWindowsタブレットが一般的になる前のことだったと思います。

タブレット端末なのになぜiOSやAndroidを採用した端末ではなく、Windowsタブレットだったのか、それはAdobe社のFLASHプレイヤーが動く必要があったからです。

iOS向けやAndroid向けのFLASHプレイヤーはすでにAdobe社が開発を止めてしまっていて、普通の手順ではインストールが出来なくなっています。

一応裏技的にインストールを行う方法もあるにはあるのですが、インストール出来たとしてもセキュリティ上の問題が残ります。

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このため最新のFLASHプレイヤーを安心して使えるWindowsタブレットが選ばれました。

と、ここまで書くと、ある程度理由が読めた方もいらっしゃると思いますが、8インチのWindowsタブレットを大挙して購入していったユーザの多くは、ブラウザゲームを持ち運べるサイズのタブレット端末で、いつでもどこでも遊びたい、という層でした。

その多くは、今や200万以上のユーザを抱えると言われ、実際にまだ盛んにプレイし続けているユーザも100万を超えるとも言われる、「艦これ」こと、「艦隊これくしょん」目当てのユーザだったとも言われています。

その辺りがきっかけとなったのか、新ATOMを搭載して性能面で実用性を一気に高めてきた機種が増えたり、同時期にマイクロソフトが特定の条件を満たせばフル機能のWindows8.1を0円で提供するという施策をはじめたことなども重なって、少なくとも日本では8インチのWindowsタブレットがすっかりパソコンの1ジャンルとして定着する形となりました。

8インチというサイズは意外と実用性を伴っていて、8インチクラスのタブレット端末はどの機種もだいたい重量が300g~400g程度と軽く、片手で長時間持って使うのにもあまり問題がありません。

また、5インチクラスのスマートフォンであっても電子書籍を見る際には画面が小さいと感じることが多いのですが、8インチの画面サイズがあれば電子書籍の閲覧でも実用的に使うことが出来ます。

さすがにWindowsのデスクトップ画面をタッチ操作で使うには画面が小さすぎますが、そういった操作にはUSB経由でマウスやキーボードを接続してやることでうまく逃げることもできます。

外部への映像出力用に小型のHDMIコネクタを持つ機種も多いので、外部にディスプレイを接続してプレゼンなどの用途に使用することも可能です。

最初の盛り上がりのきっかけの一つはゲームだったかもしれませんが、8インチのWindowsタブレットがパソコンの1ジャンルとして定着出来たのは、元々この新しい形パソコンが、今までのパソコンにはなかった可能性を潜在的に持っていたから、かもしれません。

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